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業界トップ「流通額100億円超のグランピング集客プラットフォーム」構築に向けて

2019年のサービス開始から急成長を続けるグランピング専門ポータルサイト、「リゾートグランピングドットコム(https://www.resort-glamping.com/)」。
運営会社である㈱ブッキングリゾートの同事業における強みや今後の展望について紹介をいたします。

 

㈱ブッキングリゾートの概要とリゾートグランピングドットコムの特徴

㈱ブッキングリゾートは2013年、大阪市で設立されました。2019年より、グランピングの集客事業に取り組み、3年間で急成長しています。
グランピングの集客業務に取り組んだきっかけは、グランドーム伊勢賢島(2019年8月開業)の集客代行業務を引き受けたことによります。

2017年よりグランピング事業に参入した㈱にしがきの集客担当メンバーが招集される形で㈱ブッキングリゾートが結成されました。
グランピング事業開始当初より、㈱にしがきでは、テレビ局・雑誌社・WEB媒体などのメディア対応に力を入れており、テレビCMを含めたプッシュ型マーケティングで多くの実績をあげており、その中核メンバーで㈱ブッキングリゾートは結成されています。

グランドーム伊勢賢島を開発・運営するシイエスピーク㈱は、㈱にしがきが展開していたグランドーム京都天橋立を参考に三重県志摩市に同施設を開業したのが経緯です。

2020年に入るとドームテント型グランピング施設の開業相談が㈱ブッキングリゾートに多く寄せられるようになり、横断的に施設を見つけられるポータルサイトを構築することになり、そのサイトがリゾートグランピングドットコムの前身となります。

 

【リゾートグランピングドットコム:2022年1月現在、全国90カ所のグランピング施設を掲載】

2021年7月に本格的にローンチされたリゾートグランピングドットコムの年間取扱高は、グランピング市場の拡大ペースを上回るペースで拡大し、2021年5月~2021年10月の半年間で31億7764万円の予約を獲得するなど、急成長を続けています。
また、2022年は開業支援案件が100件を超えることから、取扱高はさらに伸長し、100億円前後に上る見通しです。

【ブッキングリゾートの年間取扱高の推移】

【外部リンク】特化型ポータルサイトに蓄積した豊富なデータを武器にグランピング施設の集客・企画・開発・運営を支援(月間レジャー産業2022年1月号:総合ユニコム)

https://www.sogo-unicom.co.jp/leisure/mag/202201/05.html

 

ブッキングリゾートの集客支援業務の特徴

㈱ブッキングリゾートの集客支援業務は、開発段階からサポートを行う点が特徴的です。

グランピング施設を開業にするためには、多くの関連法規をクリアする必要があり、また施設のゾーニングや使用ツールの選定など、多様なノウハウが必要となります。
歴史の浅い業界ということもあり、過去事例を整理した成功セオリーにまつわる情報が少なく、暗礁に乗り上げているプロジェクトも散見されます。
このような背景から、色々な課題を抱えるプロジェクトを担当、40を超える施設の開発経験がある㈱にしがきや建築事業者、設計士と連携を図りながら、施設開発のサポートを実施しています。

同社は、施設の仕様と販売データを統合的に分析することで、「売れるグランピング施設」を企画、開発から集客までフルサポートする点で、同業他社にはない強みを発揮しています。
また、この開発関係のノウハウは既存施設の収益改善にも活用されています。

㈱ブッキングリゾートがリニューアルを担当したグランピング施設では、年商が7倍に増加した事例や、客室単価が2倍になり売上が5倍になった事例など、クライアントの収益改善に貢献した事例が多数あります。

 

クライアントのマーケティング部としての立ち位置

リゾートグランピングドットコムに掲載されているクライアントの6割は、公式サイト運営を含む集客・マーケティング関連のほぼ全ての業務をアウトソーシングしています。

クライアントには、予約システム・サイトコントローラー・PMSなどのシステム利用料負担の軽減、WEB広告費やテレビ取材獲得コストなどの一切が不要となるサービスが支持されています。

また、テレビCMの実施によって獲得されている無料取材枠についても、各施設に配分するなどの方法でバランスよく、圧倒的な集客実績を獲得しています。

もちろん、これらの業務を遂行するための人件費が不要であることも、クライアントの大きなメリットとなっており、人員効率化が図られた施設では、営業利益が10倍以上に増加した事例もあるほどです。

さらに、もう1点、㈱ブッキングリゾートが持つ集客構造の強みを紹介します。
下表はGoogleにおける「グランピング+地名」の検索結果を1位~10位まで表記したものです。青色部分が㈱ブッキングリゾートの運営するWEBサイトです。

クライアント施設の公式サイトを50施設以上任せていただいており、各々のサイトで相互リンクを設定することにより、SEOが強化され、ロスなく集客できる構造を作り上げています。

 

全国100カ所以上の開業案件の支援が進行中

㈱ブッキングリゾートでは、2022年は過去最多となる100施設以上の開業案件を支援しており、下表のすべての施設の集客・マーケティング業務を代行する予定となっています。

その結果、先述の検索結果に占めるシェアは、大幅に上昇することが見込まれています。

 

【㈱ブッキングリゾートが支援中のグランピング開業案件一覧】

NO. 都道府県 計画数 傾 向
1 山梨 14 富士五湖周辺に計画が多数集中。地場資本、東京都内など多彩なプレイヤー。
2 千葉 10 東京都内の企業による計画が多い。県内に偏りなく、計画地が点在。
3 京都 8 府北部に計画地が集中。宮津市や京丹後市に計画が多い。
4 兵庫 7 淡路島に計画地が集中。他にも猪名川町や加古川市にも点在。
5 三重 5 伊勢エリアに計画地が集中。
6 滋賀 5 湖北エリアの高島市や大津市に計画地が集中。
7 茨城 5 大洗や土浦、つくば市などで計画が進行中。P-PFI案件も進行中。
8 広島 4 しまなみエリア、三原市などで計画が進行中。
9 大阪 4 阪南エリアに計画地が集中。公園活用型の事業も。
10 福岡 3 糸島市に計画地が集中。
11 岡山 4 吉備中央町、蒜山高原などで計画が進行中。
11 長野 3 白馬エリアなどで計画が進行中。
12 鳥取 3 鳥取市周辺に計画地が集中。
13 静岡 3 伊豆エリア、島田市などで計画が進行中。
14 岐阜 3 関ケ原などのエリアで計画が進行中。
15 神奈川 3 箱根、湯河原などで計画が進行中。
16 和歌山 2 南紀白浜エリアで計画が進行中。
17 山口 2 下関市で計画が進行中。
18 北海道 2 ニセコ・ルスツエリアで計画が進行中。
19 栃木 2 那須エリアで計画が進行中。
20 群馬 2 前橋市周辺や北軽井沢で計画が進行。
21 福島 1 猪苗代湖周辺で計画が進行中。
22 富山 1 公園活用事業の計画が進行中。
23 島根 1 出雲市周辺で計画が進行中。
24 埼玉 1 秩父エリアで計画が進行中。(自社開発案件)
25 鹿児島 1 霧島市周辺で計画が進行中。
26 香川 1 小豆島で計画が進行中。
27 大分 1 日田市で計画が進行中。
28 石川 1 金沢市周辺で計画が進行中。
29 愛知 1 岡崎市周辺で計画が進行中。
30 沖縄 1 糸島市で計画が進行中。また名護エリアで新規に計画立案中。

 

集客支援策の多様化と高度化

2022年は、100施設を超える開業計画が予定されており、そのマーケティングや集客を一手に引き受けるため、㈱ブッキングリゾートでは大幅なマーケティング予算の増額を計画しています。

2021年度は0.7億円であったTVCM予算を3億円に積み増すことを計画しています。
放映エリアは従来の関西圏、東海圏、九州圏に加え、関東圏、中国地方を対象にする予定となっています。また、スポット的に提案される全国版のCM枠についても、対応していく方針です。顧客接点を大量に作るダイレクトなマーケティングの遂行で、クライアント施設の事業成功をサポートします。CMの実施によるWEBアクセスの増加はSEO対策のも大きな効果があります。

 

【参考資料:ブッキングリゾートのCM戦略】

 

他にもSNSで一定レベルのフォロワーを持つインフルエンサーと提携したマーケティング戦略も新規に実施されます。フォロワーの分析ツールを活用の上、「アウトドア」・「旅行」に興味の高いフォロワーを多く持つインフルエンサーを選抜の上、1000人単位でクライアント施設へ送り込み、情報拡散を行う予定です。

また、蓄積された顧客情報を活用し、平日やオフシーズンにグランピングに訪れる可能性の高い顧客層へマーケティングを実施していく計画です。

 

【参考資料:秋冬の閑散期対策の事例】

 

この閑散期対策は受入れ先のクライアント施設の魅力向上と同時に進める必要があり、これまで成果が認められたオフシーズン対策をクライアント施設に提案、導入促進を図っていく方針です。

 

新業態開発により、市場拡大を牽引

㈱ブッキングリゾートでは、2022年、千葉県、埼玉県で直営施設の展開も予定されています。この2案件については、従来にはないコンセプトの新業態を開発予定です。

千葉県の施設は、敷地内にある天然温泉の源泉を活用した客室温泉付きのハイエンドなタイプが検討されており、サウナや専用ドッグランも各棟に完備される計画です。

埼玉県の案件については、キャンピングカー専用の受入れサイトをはじめ、オートキャンプ、グランピング、高級コテージの複数の業態を含む大型施設となる予定です。

グランピング市場は急拡大していますが、2020年以降はドームテント型施設への偏重が顕著であり、ユーザーの飽きを招きかねない状況と危惧しています。

新業態を積極的に開発することで、市場の細分化を図り、永くグランピング業界が盛り上がることを考えた上での経営方針となっています。

 

 


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